混泳
【読】こんえい
【同】
違う種類の観賞魚またはエビなどの水生動物をひとつの水槽で飼育すること。アクアリウムにおいては、熱帯魚とメダカ、エビなど、自然界では有り得ない組み合わせを含め、様々な混泳が日常的に行われる。
混泳のポイントは、食べられない大きさであること、温和な性格であること、好みの水質や水温が極端に違わないことなどがあげられる。
ただし上のような条件を満たしていたとしても、昼行性と夜行性の観賞魚を混泳させて、どちらもストレスを受けてしまう場合や、エサを取るのが遅いために十分な栄養を取れず痩せ衰えてしまう場合もあるため、注意が必要。
また、ナマズの仲間は体の大きさからは考えられないサイズの同居魚を呑み込んでしまったり、ポリプテルスのように突発的に大型魚に噛みつく場合もあり、混泳の際には当面の間、十分な観察が大切。