最も有名な熱帯魚のひとつとして知られるグッピー。原種は南アメリカに生息し、アルカリ性を好む種類ですが、長年にわたり日本の水で世代を重ねてきた国産グッピーは、水質や環境にたいへん高い順応性を持ち、少しの工夫をするだけで、ハロゲンランプの照明による美しい灯りに照らされて幻想的に浮かび上がるグッピーの姿と、魚でありながら稚魚で産まれてくる不思議な生態をお楽しみいただくことができます。レガーロはハロゲンランプの照明による自然な輝きがグッピーの持つ本来の魅力を引き出し、その美しさを鑑賞するのにたいへん優れた水槽セットです
こちらの商品はグッピーをより美しく鑑賞するための水槽になります。
グッピーはたいへん良く殖えるため、飼育しきれる数や美しい姿を維持するためにはオスとメスを分けて飼える環境(その他に稚魚の育成用として合計三本の水槽)が理想です。レガーロはこうして美しく育てたグッピーのオスをハロゲンランプの照明によって、より美しく鑑賞するための水槽になります。熱帯魚の飼育をひとつの水槽だけで楽しみたいという方には、こちらの熱帯魚がおすすめです。
グッピー飼育セット
レガーロ水槽セットについて
選べるグッピーと水草
レガーロはご注文時に、水草の種類、そして水槽台や底砂の色を、自由な組み合わせで、お選びいただけます。
グッピーの種類
グッピー
南米の小川に生息する小型熱帯魚です。観賞魚の世界ではもっとも古くから知られる熱帯魚のひとつで、大きな尾ビレと華やかな色彩を持った数多くの品種が誕生しています。様々な環境に耐えうる適応力を持つため、しばしば初心者に向いた種類とされ、また、その奥深い魅力から「熱帯魚はグッピーに始まりグッピーに終わる」とも言われています。
グッピーの繁殖について
グッピーはとてもよく殖える熱帯魚です。そのため、殖えるにまかせて繁殖が行われますと、水槽の中がすぐにグッピーでいっぱいになってしまい、水槽の中に良い環境を保てなくなってしまいます。そこで適度な数を維持しながら飼育されるのがおすすめです。
※グッピーは一度に数匹から数十匹の稚魚を産みます。レガーロで飼育できるグッピーの数はおよそ3〜4匹程度です。レガーロでこれより多い数のグッピーを飼育するためには、小型スポンジフィルター(エアーポンプにつなげて使用します。)などのエアレーションも同時に行える濾過器が必要になります。
グッピーの繁殖に必要な水槽
グッピーを繁殖させたい場合には二つ以上の水槽があると便利です。これはオスとメスをそれぞれの水槽に分けて飼育するためです。なお、グッピーではオスの方が華やかな色彩と大きなヒレを持っていますので、オスの水槽には観賞魚を美しく輝かせるハロゲンランプの照明が付いたレガーロの水槽セットがおすすめです。
グッピーの繁殖が成功しやすい秘密
多くの卵生魚では卵の間にカビてしまったり、逃げることのできない卵は見つかったらすぐに食べられてしまいます。また、稚魚もたいていはとても小さくてエサも生きた微生物しか食べてくれないことも多いのですが、グッピーは卵ではなく、稚魚で産まれてきますし、最初から人工飼料を食べてくれますので、グッピーの稚魚は卵生魚に比べて、とても育てやすいのが特徴です。
グッピーの繁殖におけるポイント
グッピーの繁殖においては、産まれた稚魚が避難できる安全な場所が必要です。これはグッピーの親が稚魚を食べてしまうからです。中には稚魚をほとんど食べない親もいるのですが、これは個体差や環境にもよりますので、あらかじめ安全な環境を用意してあげるのが理想です。
お産の近いグッピーは、お腹の下にある三角形の部分に稚魚たちの眼が見えてくるようになります。慣れるまではなかなかわかりにくいかもしれませんが、明るいところで確認されますと、だいぶわかりやすくなります。
産卵箱を使った繁殖方法
稚魚の生存率が高いのは市販の「産卵箱」をセットする方法です。産まれた稚魚はいったん底に沈みますので、下に仕切りを作って上にいる親と分ける仕組みになっています。レガーロにはできるだけ小さな産卵箱が向いています。産卵箱はせまいので、あまり長く入れておくと、親のグッピーにとってストレスになり、また、フンなどが産卵箱の底にたまって、産まれた稚魚にもよくありません。このため、できるだけお産が近くなってから入れるのがポイントです。もし少し早めに入れてしまい、産卵箱の底が汚れてきたら、いったんきれいに掃除してあげます。
稚魚が隠れられる水草を使った繁殖方法
産卵箱を使わない場合には、水草をたくさん入れます。特に向いているのは、密に繁るウィローモスと、根が長く伸びるアマゾンフロッグビットです。この二つが繁っていますと、水面から水底まで稚魚の隠れ場所を作ってあげる事ができます。メスが1匹で、あまり子を食べない性格の親でしたら、ほとんどの稚魚がこの方法で生きのびることができます。そして稚魚の姿を見かけましたら、親のグッピーを別の水槽に移してあげます。こちらの方法は産卵箱にくらべて親のグッピーにストレスが少なく、また、お産が近いかどうかを見極める必要がないという便利さもあります。なお、ウィローモスは少しくらい暗くても育ちますが、アマゾンフロッグビットの生育には、ある程度の明るさが必要です。
稚魚の育て方
稚魚はエサを細かく砕いてあげますと、それを食べてぐんぐん大きくなります。この時期は絶食に弱いため、最低でも1日に朝夕の2回(できれば朝昼夜の3回)はエサを与えます。稚魚はオスとメスの区別がつくサイズにまで成長しましたら、オスとメスをそれぞれの水槽に分けて入れてあげます。水槽に余裕ができて、また殖やしたくなった時には、メスの水槽から一匹だけオスの水槽に入れておきますと、一ヶ月後くらいに稚魚が産まれてきます。
なお、稚魚を産んだメスはオスと分けて飼育していても、何回かは月に1度のペースで稚魚を産みますので、同様の手順で繁殖用の環境を整えてあげます。
グッピー飼育セット商品一覧
こちらの熱帯魚は本来のラインナップにない特別な限定商品になります。
レガーロ グッピーお楽しみセット
ひらひらと可憐に舞うグッピーと、宝石のディスプレイライトさながらの美しいハロゲンランプの照明が自慢のレガーロ水槽との組み合わせによって誕生した、まさに夢のような熱帯魚飼育セットです。レガーロは静かで美しく、特に鑑賞に適した水槽ですので、大きな水槽で殖えたグッピーの中から選りすぐりのオスを2〜3匹だけ入れて鑑賞するといった楽しみ方がおすすめです。
どんな色や模様のグッピーが届くかはお楽しみに!
※ドイツイエロータキシードやグラス系グッピーなどの品種から、いずれかをお送りいたします。
グッピーを別途購入予定の方には、お魚のつかないセットもあります。
グッピー(左:オス / 右:メス) ●国産グッピー2匹 (マリモ・エサ・カルキ抜きがセット) ※このセットにミニ飼育ビンはつきません。グッピーはミニ飼育ビンでの飼育はおすすめできません。 |
国産グッピーお楽しみセット 16,416円(税込) (本体15,200円) |
グッピー飼育セットお魚なし ※マリモ・エサ・カルキ抜きは別売りです。 14,256円(税込) (本体13,200円) |
冬場の必需品。
保温器具(オートヒーター)単品販売中!
アカヒレとメダカ以外を、寒いお部屋で飼育する際に必要な保温器具(オートヒーター)も販売しています。小さな熱帯魚水槽にぴったりの、小型で安全なおすすめ品です。熱帯魚や淡水エビを飼育されていてオートヒーターをお持ちでない方はぜひこの機会をご利用下さい。※アカヒレとメダカは寒さに強いため、保温の必要はありません。
アクアネミューオリジナルセレクション
こちらの熱帯魚は本来のラインナップにない特別な限定商品になります。
グッピーの繁殖用水槽セット
「グッピー飼育セットお魚なし」の「本体フレーム・ランプアーム」と「こけ流木つき水草」がつかないタイプです。グッピーのメスだけを入れたり、産まれてきた稚魚を安全な大きさになるまで育てるのに便利な水槽です。グッピー飼育セットとおそろいの美しい水槽セットです。小型の産卵箱を入れやすいように水草はコンパクトな「こけスティック付ミクロソリウム」がセットです。
※こちらの水槽はレガーロ水槽と同じデザインで揃えたいという方のための水槽セットです。できましたらグッピーにはなるべく大きな水槽をひとつお持ちいただくことをおすすめします
●ガラス水槽(H20cm×W18cm×D18cm) ●サンド (クリスタル650g又はセラミック500g) ●こけスティック付ミクロソリウム |
グッピーの繁殖用水槽セット 5,292円(税込) (本体4,900円) |