水槽の立ち上げ時(詳しくは水槽の立ち上げをご覧ください。)に水が白濁してしまうことがあります。まずは白濁の正体を見てみることにしましょう。
くつろぎの空間を創る癒しの水槽
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バイオテクノロジーの研究所においては、採取したわずかなバクテリアを大量に殖やさなくてはなりません。
それには栄養水にこのバクテリアの素を入れて一日ほど適温で放置しておきます。成功すると透明だった水がまっ白に濁ります。この中にはおびただしい数の「生きた」バクテリアがひしめきあっているわけです。
水槽の白濁りも原理は全く同じ。ただ試験管から水槽になっただけのことなのです。
白く濁った水槽の中にいるのは従属栄養細菌です。この細菌は白く濁った水の中で「生きて」いますので、少しくらい水を換えても、またすぐに殖えて元通りに水を白濁させてしまいます。
いったん白濁してしまった水槽では、たとえ水を換えてもなかなか白濁がおさまらないのは、こうした理由があるからなのです。
水槽の白濁り解消法へ
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