水槽と価格のことを考えてみました。

水槽と価格

水槽

水槽の通販や熱帯魚のことなど、水槽にまつわる様々なテーマでお届けしたいと思います。

水槽と価格について

水槽と価格の関係

初めて水槽を購入しようと思ったら、まず安い水槽を探すでしょう。当然のことです。私だってそうします。

でも、プラスチック水槽の安いと、アクリル水槽の安いは違います。ものにはその価値に見合った価格で提供されているからこそ存在できているわけで、それは水槽も同じことです。つまり高くてもそれだけの価値があればロングセラーになりますし、安くてもその価値さえ認められなければ販売終了になってしまうわけですね。

それでは水槽の価値とは何でしょうか。

まずは大きさ。大迫力の大型魚を飼育するならば大きいことが価値になりますし、忙しい方が貴重な休日のひとときを損なうことなく水槽の掃除などをすぐ終わらせたいというならば小さいことが価値になります。

あるいはアクリル水槽のように大型魚のパワーにも負けない丈夫さも価値ですし、ガラス水槽のように高い透明度による最高の美しさで写真撮影や鑑賞ができることも価値でしょう。

つまり、水槽は購入する目的によって同じ水槽でも全く価値が違ってきますし、それにより1,000円でも高いと感じる場合もあれば、20,000円でも安いと感じる場合もあるということです。

本当に欲しい水槽はそれですか?

熱帯魚の飼育に生活の全てを賭ける!という方も少なくありませんし、熱帯魚にはそれだけの魅力があります。そういう方には器具や飼育技術に関する勉強は一生涯、続けていく必要がありますし、そういう方々にとって、それは苦にもならないはずです。その場合には水槽はセットで購入せず、器具のひとつひとつを理解し納得しながら揃えていくべきでしょう。

水槽セットの場合は、そこに含まれる器具の価格には安く見積もられているものもあれば高く見積もられているものもあるでしょうから、水槽や器具をそれぞれ単品で揃えることで、それぞれの価値に見合った価格で手に入れることができるからです。

一方で、水槽をそんなにたくさん置くつもりはないという方もいらっしゃるでしょう。オフィスや贈り物にする場合にも、管理に手間が掛かったり、安物のフィルターで騒音を発するようでは、せっかくの水槽も、うとまれてしまいます。

どのような環境でどのような使い方をされるのかによって、水槽の価格は高くも安くも感じます。単純に大きさや材質だけでなく、目的にピッタリあった水槽こそが、価格を上回る価値となり、結局は後悔のない買い物につながるのではと思います。